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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で5種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはR&L ルグラです。コート・デ・ブラン地区シュイィ村(CHOUILLY)に醸造所を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)でブラン・ド・ブランのシャンパーニュのみを造っています。現在、14haの自社畑と10haの契約畑から年間約20万本を生産しており、このキュヴェ サン・ヴァンサンは最良年に最も出来の良い区画のシャルドネを使用し造られています。今回はグレート・ヴィンテージの2008年のマグナムボトルです。(ワイン係提供)

次のアンドレ・クルエです。モンターニュ・ド・ランスのブージィ村(BOUZY)のレコルタン・マニピュラン(RM)でブージィ村、アンボネネ村に8haの自社畑を所有しています。今回のキュヴェはグラン・レゼルヴと名付けられたピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワールでドサージュは8gです。こちらもマグナムボトルを用意しています。

白ワインは1種類です。

白ワインはメゾン・ルロワの造るコトー・ブルギニヨン ブランです。INAOが2011年11月に新たに認定した原産地呼称(AOC)で、ブルゴーニュ全域が含まれ、赤・白・ロゼが認められています。白ワインにはシャルドネ以外にアリゴテやピノ・ブランなども使用可能ですが、ルロワはシャルドネのみで造っています。ヴィンテージは2019年です。

今回、赤ワインはパルメ1種類です。

パルメは1996年です。1996年はボルドー赤ワインにとって非常に出来が良い年で、とりわけカベルネ・ソーヴィニョンが良かった年です。このためパルメもカベルネ・ソーヴィニョンが55%(他のセパージュはメルロ 40%、カベルネ・フラン 4%、プティ・ヴェルド 1%)と高い割合になっています。

最後のデザートワインはソーテルヌ地区のシャトー スデュイローです。このワインはセミヨン 90%、ソーヴィニヨン・ブラン 10%から造られ、1997年はソーテルヌの貴腐ワインにとって良好なヴィンテージです。

 


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