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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはポール・ローノワです。コート・デ・ブランのル・メニル・シュール・オジェ村 (LE MESNIL−SUR−OGER)に本拠地を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)で、この村に6.5haの自社畑を所有しています。今回のモノクローム#4はル・メニル・シュール・オジェのシャルドネのみで造られるブラン・ド・ブランで、2018年がベースで70%を占め、残り30%にヴァン・ド・レゼルブを使用しています。デゴルジュマンは2021年6月でドサージュは2gです。

次はヴァレ・ド・マルヌ地区ディジー村のネゴシアン・マニピュラン(NM)のジャクソンが造るヴィンテージ・シャンパーニュです。今回のキュヴェはディジー村の1.35haの区画から収穫されるピノ・ノワールからセニエ方式で造るテール・ルージュと呼ばれるロゼ・シャンパーニュです。2012年からはブラン・ド・ノワールのシャンパーニュに変更され、2011年を最後にこのロゼは造られていません。

白ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ・ブランで、造り手はムルソーを代表する造り手のひとりジャン・フィリップ・フィシェです。今回のキュヴェはジェネリック区画のなかでもムルソー・シャルムの下に位置する1945年と1950年にブドウを植えたプラン(Pellans))や1976年にブドウが植えられたミルランド(Millerands)から造られています。今回のヴィンテージは2018年です。

次はブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ地区ムルソー村の村名ワインです。造り手はブルゴーニュを代表する白ワインの造り手ドミニク・ラフォン(コン・ト・ラフォンの醸造責任者)です。このワインはグッド・ドールのすぐ上のラ・プティト・モンターニュの区画(1999年に植えられた樹)のブドウから造られており、今回の2015年は良好なヴィンテージです。

赤ワインも2種類です。

赤ワインのひとつめはブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ地区ヴォルネイ村の村名ワインです。造り手はドミニク・ラフォンでブドウの品種はピノ・ノワールです。このワインはヴォルネイ村の1級畑レ・リュレの斜面下部に位置する区画のブドウを使用して造られており、広さは0.75haです。今回のヴィンテージは2015年で良好なワインが造られています。

今回のパルメは2006年です。2006年のボルドーは全体的に暑い年で激しい気象変動が目立ちました。8月に気温低下と雨に見舞われましたが、8月末から9月10日には猛暑が戻りブドウの成熟が進行しました。この年のセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン56%、メルロ44%です。(シャトーパルメご提供)

最後のデザートワインはソーテルヌ地区のシャトーリューセックです。75haの自社畑にはセミヨン92%、ソーヴィニヨン・ブラン5%、ミュスカデル3%が植えられおり、2004年はセミヨン89%、ソーヴィニヨン・ブラン9.5%、ミュスカデル1.5%から造られています。

 


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