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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはポール・ローノワです。コート・デ・ブランのル・メニル・シュール・オジェ村(LE MESNIL−SUR−OGER)に本拠地を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)で、この村に6.5haの自社畑を所有しています。今回のコンポジション#3はル・メニル・シュール・オジェのシャルドネのみで造られるブラン・ド・ブランで、2017年がベースで52%を占め、残り48%にヴィン・ド・レゼルブを使用しています。デゴルジュマンは2020年5月でドサージュは5gです。

次のローズ・ド・ジャンヌは2000年設立のレコルタン・マニピュラン(RM)で、コート・デ・バール地区セル・シュル・ウルス村(CELLES−SUR−OURCE)に本拠地を構える造り手です。今回はコート・ド・ベシャランと呼ばれる広さ0.7haの小区画に植えられた樹齢40年のピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワールです。ヴィンテージは表記されていませんが2010年のぶどうのみで造られています。

白ワインも2種類です。

ひとつめはペサック・レオニャン地区のシャトー ド・フューザルです。このシャトーは赤ワインのみの格付けですが9haの自社畑から造られる白ワインも高い評価を受けています。今回のヴィンテージは2012年で白ワインには優良な年でソーヴィニョン・ブラン65%、セミヨン35%から造られています。

次はコート・ド・ボーヌ地区サン・トーバンの1級ワイン アン・レミリー2009年で造り手はユベール・ラミーです。この造り手はサン・トーバン村に醸造所を構え、16.5haの畑を所有し、3分の2が白ワインです。アン・レミリーはモンラッシェと同じ斜面の延長線上に位置する畑で、ユベール・ラミーはこの区画.を2haを所有しブドウの樹齢は20年です。(パルメの会在庫)

赤ワインも2種類でともにヴィンテージは2005年です。2005年のメドック地方は春から乾燥した気候が続き、その後の理想的な秋の気候が偉大なワインを造ったと言われています。

ひとつめはアルタ・エゴ・ド・パルメで、セパージュはメルロ 67%、カベルネ・ソーヴィニヨン 43%です。(シャトーパルメご提供)

次はグラン・ヴァンのシャトーパルメです。シャトーのホームページには「優れたヴィンテージを生んだ記録的に乾燥した年」と記載されています。セパージュはカベルネ・ソーヴィニョン53%、メルロ40%、プティ・ヴェルド7%です。(シャトーパルメご提供)

デザートワインは1種類です。

今回のデザートワインは南アフリカ 西ケープ州で造られるクレイン・コンスタンシアのヴァン・ド・コンスタンスです。ぶどうの品種はミュスカ・デ・フロンティニャンで、フィロキセラ禍で一度絶滅したこのワインを1986年に復活させて造っています。今回のヴィンテージは評価の高い2007年です。

 


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