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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはプティジャン・ピエーヌで、コート・デ・ブラン地区クラマン村(CRAMANT)に醸造所を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)です。現在、3.8haの自社畑のうちクラマン、アヴィーズ、シュイィに2.8haを所有しており、今回のキュヴェはこれらグラン・クリュ畑の2016、2017、2018年の三つのヴィンテージのシャルドネを使用して造られています。なお、ドザージュを2.4gに控えたエクストラ・ブリュットです。

次はアンドレ・クルエです。モンターニュ・ド・ランスのブージィ村(BOUZY)のレコルタン・マニピュラン(RM)でブージィ村、アンボネネ村に8haの自社畑を所有しています。今回のキュヴェはシルバーと名付けられたピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワールでノン・ドゼです。今回はマグナムボトルを用意しています。

白ワインも2種類です。

ひとつめはマコネ地区のヴィラージュワイン ヴィレ・クレッセ2009年で、造り手はムルソーの有名な造り手であるコント・ラフォンが1999年のマコン設立したドメーヌです。この地区に7haの畑を所有しており、うち4haはクロ・ヴレと呼ばれる秀逸は区画です。以前はヴィラージュワインでしたが、高い品質から現在は村名ワインに格上げされています。(パルメの会在庫)

次はヴージュレが造るヴージョの白ワイン ル・クロ・ブラン・ド・ヴージョです。畑の広さは2.28haで、使用するブドウの品種はシャルドネ95%にピノ・グリ4%、ピノ・ブラン1%を混醸して造られます。ヴィンテージは2010年です。(パルメの会在庫)

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ ニュイ地区ヴォーヌロマネ村の1級ワイン レ・ショーム2004年です。造り手はジャン・タルディでこの村に醸造所を構え、高い評価を受けています。レ・ショームの畑は2007年にメオ・カミュゼに返却されており、現在は造られていません。(パルメの会在庫)

今回のパルメは1999年です。1999年は春と7月に湿気の多さが続きましたが、1995年より始めた減農薬栽培の効果で夏の到来と共にぶどうは順調に成熟しました。この年カベルネ・ソーヴィニョンは糖分の自然濃縮が起こり、かつて到達したことのない異例の糖度を記録しています。ホームページをみると「円熟したリッチなヴィンテージ。」と記してあります。

最後のデザートワインはソーテルヌ地区のシャトーリューセックです。75haの自社畑にはセミヨン92%、ソーヴィニヨン・ブラン5%、ミュスカデル3%が植えられています。今回の2007年はセミヨン87%、ソーヴィニヨン・ブラン8.5%、ミュスカデル4.5%から造られ良好なヴィンテージです。

 


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