homeへ 憲章会員規約|歴史|役員
例会の予定過去の例会総会報告

 

今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはフランク・ボンヴィルです。コートデ・デ・ブラン地区アヴィーズ村(AVIZE)に醸造所を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)でアヴィーズ、オジェ、ル・メニル・シュール・オジェなどにグラン・クリュの畑19haを所有しています。今回はアヴィーズのシャルドネのみを使用したヴィンテージ・シャンパーニュで2012年は優良なヴィンテージです。なお、ドサージュは2.5gでデゴルジュマンは2017年7月です。

次はモンターニュ・ド・ランス地区アンボネ村(AMBONNAY)に醸造所を構えるエグリ・ウーリエです。現在、最も評価の高いレコルタン・マニピュラン(RM)のひとつで黒ぶどうの割合が多いシャンパーニュを造っています。今回は2005年のヴィンテージ・シャンパーニュでアンボネの畑の樹齢40年以上のブドウ(ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%)から造られドサージュ2gです。瓶内熟成は96か月と長期間でデゴルジュマン2014年7月です。

白ワインも2種類です。

ひとつ目はシャブリ1級ワインのモン・ド・ミリューです。造り手はパンソン(ルイ・パンソン)でシャブリ地区を代表する造り手のひとつです。モン・ド・ミリューの畑はグラン・クリュ畑と同じ斜面に位置し、全体の44haのうち4.2haを所有しています。今回のヴィンテージは2010年です(パルメの会在庫)

次はシャサーニュ・モンラッシェ村の1級ワイン レ・シャンガンです。造り手のミシェル・ニーロンはシャサーニュ・モンラッシェ村を本拠地とする代表的な造り手で大変高い評価を受けています。レ・シャンガンには0.44ha(全体で4.62ha)を所有ししています。今回のヴィンテージは2009年です。(パルメの会在庫)

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ ジュヴレ・シャンベルタン地区の村名ワインです。造り手のドミニク・ローランで1988年設立のネゴシアンとして有名ですが、2005年には自社畑を購入し2006年からはドメーヌ物も販売しています。今回はネゴシアン・ボトルで樹齢50年以上のブドウを使用して造っています。ヴィンテージは2017年です。

今回のシャトー パルメは1986年です。1986年は「収穫をとても遅らせたことが成功のカギとなったヴィンテージ」と記してあります。セパージュはメルロ48%、カベルネ・ソーヴィニョン41%、プティ・ヴェルド7%、カベルネ・フラン4%です。

最後のデザートワインはソーテルヌ地区のシャトー ド・マルで、50haの所有地のうち28haにブドウが植えられ年間3万本のワインが造られています。2001年はセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン28%、ミュスカデル2%から造られ、甘口白ワインのグレート・ヴィンテージです。

 


←過去の例会indexに戻る