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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で6種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはフランク・ボンヴィルです。コートデ・デ・ブラン地区アヴィーズ村(AVIZE)に醸造所を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)でアヴィーズ、オジェ、ル・メニル・シュール・オジェなどにグラン・クリュの畑19haを所有しています。今回のプレステージュはアヴィーズのシャルドネのみを使用しており、2012年と2013年の二つのヴィンテージから造られています。また、デゴルジュマンは2017年6月でドサージュは7.5gです。

次はルクレール・ブリアンです。シャンパーニュのコンサルタントとして有名なエルヴェ・ジェスタンが中心となり、2012年このネゴシアン・マニピュラン(NM)引き継ぐ形で誕生しています。今回のレセルヴは2018年のブドウを中心に造られおり、セパージュはピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ20%です。なお、リザーブワインは極少量しか使用せず、ドサージュは4.5gです。

白ワインは1種類です。

白ワインはカルフォルニアのキスラーヴィンヤードです。キスラーヴィンャードは1978年カリフォルニアのロシアン・ヴァレーに創設されたワイナリーでカリフォルニアにおけるブルゴーニュスタイルのワインのパイオニアです。今回はレ・ノワゼッティエールと名付けられたスタンダード・キュヴェでソノマコーストの複数の畑から収穫されたシャルドネから造られています。ヴィンテージは2012年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ サヴィニィ・レ・ボーヌ地区の村名ワインです。造り手はミシェル・エ・ジョアンヌ・エカールで、この地区を代表するモーリス・エカールが相続でドメーヌを売却したあと、残り3分の1の畑を相続し誕生しました。畑の総面積は4haで、今回の村名ワインは4つの異なる区画の1960年代に植えられた古樹のブドウから造られています。ヴィンテージは2016年です。

今回のシャトーパルメは1971年です。以前のシャトーのホームページには「パルメのスタイルが良く立証されている熟成したワインで、完全に熟成したエレガントなパルメ」と記載されています。この年のセパージュはメルロ45%、カベルネ・ソーヴィニヨン38%、カベルネ・フラン9%、プティ・ヴェルド8%です。

今回のデザートワインはソーテルヌ村の格付け第一級のシャトー・ギロー2009年です。畑の広さは85haで、2009年のセパージュはセミヨ65%、ソーヴィニヨン・ブラン35%です。なお、2009年はグレート・ヴィンテージです。

 


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