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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはシャンシーラです。コート・デ・ブランのオジェ村(OGER)に本拠地を構えるレコルタン・コーペラトゥール(RC)で、オジェ村に3.5haの畑を所有しています。ブドウの圧搾等をオジェ村の協同組合に依頼しているためRCですが、瓶詰や熟成等は自身で行っておりレレコルタン・マニピュラン(RM)と同等の品質になっています。使用するブドウはオジェ村だけのものです。

次のローズ・ド・ジャンヌは2000年設立のレコルタン・マニピュラン(RM)で、コート・デ・バール地区セル・シュル・ウルス村(CELLES−SUR−OURCE)に本拠地を構える評価の高い造り手です。今回はコート・ド・ベシャランと呼ばれる広さ0.7haの小区画に植えられた樹齢40年のピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワールです。ヴィンテージは表記されていませんが2010年のぶどうのみで造られています。

次のワインは白ワインとロゼワインです。

ひとつめはマコネ地区プイィ・ヴァンゼル村(有名なプイィ・フュッセ村の東に位置)のワインで畑の名前はレ・キャールです。造り手はラ・スフランディエールで高い評価を受けています。今回はキュベ・ミルランデと呼ばれる特別なワインで樹齢70年以上の結実不良のブドウから造られおり、ヴィンテージは2009年です。なお、このキュヴェはマグナムボトルに瓶詰されています。(パルメの会在庫)

次は南仏バンドールのロゼワインで、造り手はドメーヌ・オットが運営するシャトー・ロマサンです。ワイン名はクール・ド・グレンで、ブドウの品種はバンドールの主要品種のムールヴェードル(約60%)とサンソー、グルナッシュで、ヴィンテージは2010年です。(パルメの会在庫)

赤ワインも2種類です。

ひとつめはレオン・バラルが造るラングドック・ルーションのフォジェール・ヴァリニエルです。ヴァリニエルはこの造り手の最上級キュヴェでムールヴェードル80%、シラー20%から造られバリックで24ヶ月熟成させて仕上げています。ヴィンテージは2004年です。(パルメの会在庫)

次はパルメ1998年です。1998年8月は乾燥しとくに暑い夏でした。9月下旬に雨が降り続いたため糖度がわずかに低下しましたが良好なぶどうが収穫されました。セパージュはメルロ52%、カベルネ・ソーヴィニヨン43%、プティ・ヴェルド5%です。(シャトーパルメご提供)

最後のデザートワインはグザヴィエ・コペル氏が1996年ボルドーに設立したマイクロ・ネゴシアンのプリモ・パラテゥームです。ソーテルヌ地区の樹齢50年以上の古木から低収量で造られ、生産本数は600本です。今回のヴィンテージはソーテルヌのグレート・ヴィンテージの2001年です。

 


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