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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類でともにマグナムボトルです。

最初のシャンパーニュはR&L ルグラです。コート・デ・ブラン地区シュイィ村(CHOUILLY)に醸造所を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)でブラン・ド・ブランのシャンパーニュのみを造っています。現在、14haの自社畑と10haの契約畑から年間約20万本を生産しています。今回は同社のスタンダード・シャンパーニュのブラン・ド・ブランです。

次のジャクソンはヴァル・ド・ラ・マルヌ地区ディジー村(DIZY)に醸造所構えるネゴシアン・マニュピュラン(NM)です。キュヴェ737は2009年のブドウを主体としたシャンパーニュです。なお、キュヴェ737のセパージュはシャルドネ43%、ピノ・ノワール27%、ピノムニエ30%で、リザーブワイン(ヴァン・ド・レゼルブ)を30%使用しています。

白ワインも2種類です。

ひとつめはメゾン・ルロワの造るブルゴーニュブランです。ラルー・ビーズ・ルロワのセレクトによるブルゴーニュブランでヴィンテージは2016年です。現在、マダムは89歳と高齢となられ、ルロワのワインは非常に高価になっています。

次はコント・ラフォンの村名ムルソーです。ブルゴーニュを代表する白ワインの造り手ドミニク・ラフォンによる村名ワインでクロ・ド・ラ・バロンヌやアン・ラ・バールなどの4つの村名畑(広さ2.7ha)とシャルム、ジュヌブリエール、クロ・ド・ラ・バールの若木をブレンドして造られています。今回のヴィンテージは2000年です。

赤ワインも2種類で、今回はともにグレート・ヴィンテージのシャトーパルメです。

一つ目は2005年で、パルメのホームページには「優れたヴィンテージを生んだ記録的に乾燥した年」と記載されています。2005年のセパージュはカベルネ・ソーヴィニョン53%、メルロ40%、プティ・ヴェルド7%です。(シャトーパルメご提供)

次は2000年です。2000年春は湿気が多く、ぶどう畑では注意深い手入れが必要でしたが、7月半ばから本格的な夏となり収穫期まで乾燥した天気が続き偉大なヴィンテージとなっています。この年のセパージュはカベルネ・ソーヴィニョン53%、メルロ47%でホームページには「長熟型で力強いパルメワイン」と記されています(シャトーパルメご提供)。

最後のデザートワインはソーテルヌ地区のシャトーリューセックです。75haの自社畑にはセミヨン92%、ソーヴィニヨン・ブラン5%、ミュスカデル3%が植えられています。今回の2001年はソーテルヌのグレート・ヴィンテージです。

 


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