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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のドゥラモットはコート・デ・ブラン地区ル・メニル・シュール・オジェ(LES MESNIL SUR OGER)村に本拠地を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)です。現在、ローラン・ペリエ グループに属し年間生産量は60万本でシャルドネ主体のシャンパーニュを造っています。今回の2008年はコート・デ・ブランのアヴィーズ、オジェ、ル・メニル・シュール・オジェ、クラマン村の4つの特級畑から収穫されたシャルドのみを使用したヴィンテージ・シャンパーニュです。

次のジャクソンはヴァル・ド・ラ・マルヌ地区ディジー村(DIZY)に醸造所を構えるネゴシアン・マニュピュラン(NM)です。今回のキュヴェ738は2010年のブドウを主体として使用しています。このキュヴェのセパージュはシャルドネ61%、ピノ・ノワール18%、ピノムニエ21%と例年よりシャルドネの割合が多めで、リザーブワインを33%使用しています。

白ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ・ブラン2016年です。このワインはドメーヌ・ド・コント・ラフォンの当主ドミニク・ラフォンがBB&Rのサポートを受け2008年に立ち上げたオウン・レーベルのワインです。この新しいネゴシアンは実際の造りはドメーヌ物とほぼ同じで、醸造だけでなく、ブドウの栽培や収穫時期もドミニクが管理しています。ブドウはムルソーの古樹とピュリニー・モンラシェの下に位置する畑のブレンドです。

次はブルゴーニュ サン・トーバン村の村名ワインで、造り手はムルソー村に本拠地を構えるフランソワ・ミクルスキです。この造り手は1991年に設立され、1992年からワインを造りはじめた非常に評価の高い造り手です。このワインはもともとピノ・ノワールを植えていたサン・トーバンの丘の南南西の区画を2008年にシャルドネ植え替えて造られています。20017年は早くから楽しめるヴィンテージです。

今回はロゼワインとシャトーパルメを用意しています。

ひとつめはブルゴーニュ・パストゥグランのロゼワインで、造り手はヴォーヌ・ロマネ村に醸造所を構えるロベール・シリュグで評価の高い造り手です。このワインはピノ・ノワールのみを使用して造られており、ヴィンテージは2018年です。

今回のパルメは1990年で、ぶどうは完熟し濃厚でアルコール度の高いワインとなっています。セパージュはカベルネ・ソーヴィニョン54%、メルロ37%、カベルネ・フラン7%、プティ・ヴェルド2%です。(シャトーパルメご提供)

今回のデザートワインはソーテルヌ村の格付け第一級のシャトー・ギロー2009年です。畑の広さは85haで、品種構成はセミヨ65%、ソーヴィニヨン・ブラン35%です。なお、2009年はグレート・ヴィンテージです。

 


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