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今回のワインの解説 

 

今回はカウンターでのお鮨ですので、いつもよりワインの種類を少なくし全部で4種類です。
シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはラ・ルネッサンスです。コート・デ・ブラン地区オジェ(OGER)村に本拠地を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)で、ル・メニル・シュル・オジェ、オジェ、アヴィーズ、シュィイ村とアイ村に約9haの自社畑を所有し、主としてブラン・ド・ブランのシャンパーニュを造っています。今回のキュヴェ・フルロンはオジェ村の斜面中腹に植えられたシャルドネからドザージュ3.5gで造られています。

次のセドリック・ブシャールは2000年設立のレコルタン・マニピュラン(RM)で、コート・デ・バール地区セル・シュル・ウルス村(CELLES−SUR−OURCE)に本拠地を構えており、単一区画、単一品種、単一ヴィンテージがこの造り手のコンセプトです。このキュヴェは父親所有の畑のぶどうを使用しており、以前はアンフロレッサンスと名乗っていましたが、2014年出荷分よりローズ・ド・ジャンヌに統一されています。このキュヴェはヴァル・ヴィレーヌと呼ばれる小区画に植えられた樹齢40年のピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワールで、ヴィンテージは名乗っていませんが2014年のぶどうで造られています。

白ワイン1種類です。

白ワインはペサック・レオニャン地区のシャトー マラルティック・ラグラヴィエールです。赤・白ワインとも格付けされており、自社畑は全体で53haですが白ワイン用は7haで小さくソーヴィニヨン・ブラン80%、セミヨン20%が植えられており、生産量本数は約6万本です。今回のヴィンテージは2006年でセパージュはソーヴィニヨン・ブラン90%、セミヨン10%です。

今回のシャトー パルメは1981年です。

1981年の天候は収穫期前までは順調でしたが、収穫時に雨に見舞われたためワインが薄まった年です。シャトーのホームページを見てみると「完全に成熟したクラッシクなパルメ」(2000年5月のテイスティングコメント)と記してあります。収穫から35年以上が経過しておりコルクは弱っていましたが、ワインはまだ十分に果実味を残していました。偶然にも、今回の会場「かんび」の大将のバースデー・ヴィンテージが1981年でした。

 


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