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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはR&L ルグラです。コート・デ・ブラン地区シュイィ村(CHOUILLY)に醸造所を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)でブラン・ド・ブランのシャンパーニュのみを造っています。現在、5haの自社畑と10haの契約畑から年間15万本を生産しています。今回はこの造り手のスタンダード・シャンパーニュのブリュット ブラン・ド・ブランでドザージュが6gです。

次のローズ・ド・ジャンヌは2000年設立のレコルタン・マニピュラン(RM)で、コート・デ・バール地区セル・シュル・ウルス村(CELLES−SUR−OURCE)に本拠地を構える評価の高い造り手です。この造り手のコンセプトはモノセパージュ(単一品種)、モノクリマ(単一区画)、モノアネ(単一年)です。今回はコート・ド・ベシャランと呼ばれる広さ0.7haの小区画に植えられた樹齢40年のピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワールです。ヴィンテージは表記されていませんが2007年のぶどうのみで造られており、2014年4月にデゴルジュマンしています。

白ワインも2種類です。

ひとつめはパルメの白ワインです。2007年が初ヴィンテージで、2009年11月27日シャトーパルメCEOのトマ氏が来福された際に日本で初めてお披露目となっています。今回のヴィンテージは2010年でブドウ品種はミュスカデル、ソーヴィニヨン・グリ、ローゼ(LAUZET)です(なお、2008年以降メルロ・ブランは使用していません)。ローゼはACボルドーでは認められていないブドウ品種のため、ワインのAOCはボルドーでなくヴァン・ド・フランスとなっています。

次はボルドー ペサック・レオニャン地区のシャトー カルボーニュです。90haの自社畑のうち白ワイン用は43haとペッサク・レオニャン地区では最も広く、ソーヴィニョン・ブラン60%、セミヨン38%、ミュスカデル2%が植えられています。今回のヴィンテージは2010年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはスペインのリベラ・ド・ドゥエロ地区で造られるフロール・ド・ピングスです。このワインはピングスのセカンド・ラベル的ワインでブドウの品種はテンプラニーリョ100%、La Horra村に位置する畑の広さは約35ha、樹齢は25年〜75年(ピングスは80年以上)から造られています。今回のヴィンテージは2013年で生産量は約70000本です。

今回のパルメは1998年です。1998年8月は乾燥しとくに暑い夏でした。9月下旬に雨が降り続いたため、糖度がわずかに低下しましたが良好なぶどうが収穫されています。セパージュはメルロ52%、カベルネ・ソーヴィニヨン43%、プティ・ヴェルド5%です。

最後のデザートワインはソーテルヌ地区のシャトー ド・マルです。27haの畑から年間約5万本のワインが造られています。2002年はセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン28%、ミュスカデル2%から造られています。

 


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