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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で6種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初はG.H.マムです。マムはランス(REIMS)を本拠地とするネゴシアン・マニピュラン(NM)で、218haの自社畑を所有し年間800万本を生産するグランマルクのひとつです。今回はマム・ド・クラマンと呼ばれるグラン・クリュ格付けのクラマン村のシャルドネのみを使用したブラン・ド・ブランのノンヴィンテー・シャンパーニュです。ドザージュは6gで圧も4.5気圧(普通は6気圧)に抑えられています。

次のピエール・ジェルベはコート・デ・バール地区セル・シュル・ウルス村(CELLES−SUR−OURCE)に本拠地を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)で18.5haの自社畑を所有しています。今回はロダスと名付けられたピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワールで平均樹齢は50年、亜硫酸は添加されておらず、ドサージュは0gのブリュット・ナチュールです。

白ワインは1種類です。

今回はシャブリの1級ワイン モンマンです。造り手のフランソワ・ラヴノーはシャブリで最も評価の高いドメーヌで、現在でも木樽を用いて熟成を行っています。所有する畑は9.3haで、このうちモンマンには0.35haを所有しています。なお、ビュトー、ラ・フォレの畑もモンマンを名乗れますが、ラヴノーはクリマ別に瓶詰しています。今回のヴィンテージは1995年です。

赤ワインは2種類です。

ひとつめはブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地区 サヴィニ・レ・ボーヌ村の村名ワイン レ・プランショです。このワインは畑の持ち主のジャン・クロテ(ミシュラン2つ星レストラン オステルリード・ルベルノアのオーナー)がエマニュエル・ルジェ(アンリ・ジャイエの甥)に造ってもらっているワインです。今回は2001年のマグナムボトルです。

今回のシャトーパルメは1978年です。1978年は8月上旬までぶどうの生育が不順でしたが8月中旬から天候が回復しミラクルイヤーと呼ばれた年です。ホームページには「熟成は非常に遅れたが、完全な熟成に達すると大成功となるヴィンテージ。」と記してあります。この年のセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン53%、メルロ40%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド2%です

最後のデザートワインはソーテルヌ地区バルザック村のシャトー クーテです。38.5haの畑にはセミヨン75%、ソーヴィニョン・ブラン23%、ミュスカデル2%が栽培され、2003年はセミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン18%、ミュスカデル2%が使用されています。

 


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