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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初はフランソワ・ビリオンでコート・デ・ブラン地区のル・メニル・シュル・オジェ村(Le Mesnil−sur−Oger)を本拠地とするレコルタン・マニピュラン(RM)で、3haの畑から年間2万本を生産します。今回はル・メニル産のシャルドネで造くられたブラン・ド・ブランのシャンパーニュでマリー・カトリーヌは妻と娘さんの名前です。

次はネゴシアン・マニュピラン(NM)のモエ・シャンドンが造るプレステージ・シャンパーニュのドン・ペリニヨンの2004年です。2004年のシャンパーニュ地方は気候に恵まれ、ドン・ペリニヨンはグラン・クリュ格付けの自社畑のピノ・ノワール(PN)とシャルドネ(CH)から造られています。セパージュは公開されていませんがインターネット上には2004年はPN53%、CH47%と記載がみられます。(川原氏ご提供)

白ワインも2種類です。

ひとつめはシャブリの1級ワイン ラ・フォレです。造り手のヴァンサン ド−ヴィサはラヴノーとともにシャブリで最も評価の高いドメーヌで、現在でも木樽を用いて熟成を行っています。ドーヴィサはラ・フォレに4.5haの畑を所有し評価の高いワインを造ってしています。今回のヴィンテージは2007年です。

次はコート・ド・ボーヌ地区サン・トーバンの1級ワイン アン・レミリーで造り手はユベール・ラミーです。この造り手はサン・トーバン村に醸造所を構え、16.5haの畑を所有し、3分の2が白ワインです。アン・レミリーはモンラッシェと同じ斜面の延長線上に位置する畑で、ユベール・ラミーはこの区画.を2haを所有しブドウの樹齢は20年です。今回のヴィテージは2009年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめは南部コート・ド・ローヌを代表するシャトー・ヌフ・デュ・パプです。このワインはイギリスのワイン商 BB&Rがネゴシアンのカーヴ・ド・オジェに依頼して造っています。ブドウ品種はグルナッシュを主体としてサンソ−、シラー、ムールヴェードルを使用しています。今回のヴィンテージは2007年で南部ローヌはグレート・ヴィンテージです。

今回のパルメは1984年です。1984年のボルドーは9月半ばの大雨と10月の台風のため困難な年(スモール・ヴィンテージ)と言われています。この年のセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ27%、カベルネ・フラン6%、プチ・ヴェルド2%とカベルネ・ソーヴィニヨン優位のパルメです。

最後のデザートワインはシャトー ドワジ・デーヌです。バルザックの位置する15haの畑にはセミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%が植えられています。今回のヴィンテージは1989年で貴腐は少ないものの良好なワインが造られています。

 


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