今回のワインは全部で8種類です。
シャンパーニュは2種類とも造り手はセドリック・ブシャールです。
セドリック・ブシャールは2000年設立のレコルタン・マニピュラン(RM)で、コート・デ・バール地区セル・シュル・ウルス村(CELLES−SUR−OURCE)に醸造所を構えています。最初のローズ・ド・ジャンヌは自分名義のぶどう畑から造られたシャンパーニュです。今回はラ オート・ランブレと呼ばれる0.11haの小区画に植えられたシャルドネのみで造られたブラン・ド・ブランで、年間生産本数は1200本、ヴィンテージは2006年です。
次は父親所有の畑のぶどうを使用したアンフロレッサンスです。このキュヴェはヴァル・ヴィレーヌ呼ばれる小区画に植えられたピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワールで、ヴィンテージは名乗っていませんが2009年のぶどうで造られています。
今回の白ワインも2種類でブルゴーニュです。
ひとつめはシャブリの特級ワイン レ・クロです。造り手のルネ&ヴァンサン ド−ヴィサはラヴノーとともにシャブリで最も評価の高いドメーヌで、現在でも木樽を用いて熟成を行っています。また、レ・クロの畑も特級のなかでも最も評価の高い畑で約26haのうち1.5haを所有しています。ヴィンテージは評価の高い2000年です。
次はコルトン・シャルルマーニュで、造り手はこの畑を代表する評価の高い造り手ボノー・デュ・マルトレイです。ペルナン・ヴェルジュレス村に醸造所を構えコルトン・シャルルマーニュに約9.5haの畑を所有しています。ヴィンテージは2000年です。
今回の赤ワインは3種類のパルメです。
最初は2004年です。シャトーのホームページには「極めてレベルの高いオーソドックススタイル」と記してあります。この年のセパージュはメルロ47%、カベルネ・ソーヴィニョン46%、プチ・ヴェルド7%です。(シャトー パルメご提供)
次は1998年です。ホームページには「長期熟成の偉大なヴィンテージ。熟成に或る期間を要します。」と記してあります。セパージュはメルロ52%、カベルネ・ソーヴィニョン43%、プチ・ヴェルド5%です。(シャトー パルメご提供)
3本目は1986年です。ホームページには「収穫をとても遅らせたことが成功のカギとなったヴィンテージ」と記してあります。セパージュはメルロ48%、カベルネ・ソーヴィニョン41%、プチ・ヴェルド7%、カベルネ・フラン4%です。
最後のデザート・ワインはソーテルヌ地区のラ・トゥール・ブランシュです。37haの畑にはセミヨン 83%、ソーヴィニヨン・ブラン 12%、ミュスカデル 5%が植えられています。2001年はグレート・ヴィンテージで53800本が生産されています。
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