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今回のワインの解説 

 

シャンパンは2種類です。  

ルネ・ジェフロワはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のキュミエール村で1670年からワイン造りに携わる伝統的優良生産者です。この村はピノ・ノワールのすぐれた産地で、このキュベはピノ・ノワール67%、シャルドネ33%からなります。

2本目はセニエ方式で作られるピノ・ノワール100%からなるロゼです。作り手のシャルリエはランス市から南西へ約19km向かったところに位置するモンティニィ・スー・シャティヨン村にその本拠を構え、同村で最も古い歴史を持つ小規模なドメーヌです。 

最初の白はマコネ地区、ヴェルジソン村を代表する作り手、ダニエル・バローのサン・ヴェランです。ロバート・パーカーはこの造り手を「コート・ドゥ・ボーヌのグラン・クリュの最も優れたワインと同等か、それを凌ぐ、最上級のワインをつくっている。」と高く評価しています。

二番目の白はドメーヌ・ポール・ペルノのピュリニー・モンラッシェです。このドメーヌは1850年の創業以来、常にピュリニー・モンラッシェのトップドメーヌであり続ける造り手のひとつです。
ブルゴーニュの赤はドメーヌ・ド・モンティーユのヴォルネイ・シャンパンです。ド・モンティーユ家は、コート・ド・ボーヌで最も優雅なワインを産出するといわれるヴォルネイ村に、17世紀後半のフランス革命前から居を構える旧家です。現当主エティエンヌになってさらに評価を高めているブルゴーニュを代表する優良ドメーヌです。シャンパンはヴォルネイ村の中央に位置する1級畑で、最もヴォルネイらしいエレガントなワインを産み出す畑の一つと言われています。

パルメは非常に良い年の1985年です。シャトーのHPによると「現在、既に繊細で香気に満ちた注目すべきワインで、 更にこれからも向上する可能性を持つ」と評価されています。この年の品種構成はCS:57%、M:33%、CF:6%、PV:4%です。

今回のデザートワインはソーテルヌ村の格付け第一級のシャトー・ギローです。ソーテルヌ最大のシャトーの一つですが、1981年にカナダ人のハミルトン・ナービイが買い取ってからは、葡萄を一粒、一粒摘むことや新樽を発酵、熟成ともに100%使うなど、徹底した品質優先のワイン造りを行っています。品種構成はセミヨン65%、ソーヴィニヨン・ブラン35%です。

 


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