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今回のワインの解説 

 

ワインは全部で7種類です。

最初はシャンパーニュです。

最初のヴォアラン・ジュメールはコート・デ・ブラン地区のクラマン村(CRAMANT)に本拠地をおく造り手(RM)です。このRMはクラマン村とオジェ村に合わせて4haの畑を所有していますが、今回はクラマン村(格付け100%)のシャルドネのみで造ったブラン・ド・ブランのノン・ヴィンテージ シャンパーニュです。

次はポール・バラです。モンターニュ・ド・ランス地区ブージィ村(BOUZY)に本拠地を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)で、黒ぶどうを主体とするシャンパーニュを造っています。今回は同社のスタンダード・シャンパーニュのブリュット レゼルヴでぶどうの品種はピノ・ノワール80%、シャルドネ20%です。

白ワインも2種類です。

ひとつめはマコネ地区プイィ・フィッセ村の村名ワイン アリアンスです。造り手のダニエル・バローはヴェルジソン村に醸造所を構えており、ギュファン・エナンと並ぶこの地区の代表的な造り手です。ヴィンテージは2004年です。

次はピュリニー・モンラッシェ村の1級ワイン レ・ピュセルです。造り手のヴァンサン・ジラルダンはムルソー村に本拠地を置くネゴシアンですが、ドメーヌと同様にぶどうの育成にも助言を与えるなど関与しており、赤・白ワインとも高い評価を受けています。レ・ピュセルはこの村の1級畑のなかで最も評価の高い畑で、ヴィンテージは2001年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ コート・ド・ニュイ地区ニュイ・サン・ジョルジュ村の1級ワイン レ・ブドです。 造り手はジャン・グリヴォでヴォーヌ・ロマネ村に醸造所を構える非常に評価の高い造り手です。レ・ブドの畑はヴォーヌ・ロマネ オー・マルコンソールの畑と接しており、ここに0.85haを所有し平均樹齢は75年です。今回のヴィンテージは1996年でブルゴーニュ赤ワインのグレート・ヴィンテージです。

今回のシャトーパルメは1997年です。1997年は8月が暑く湿気の多く、カビ類の病気にかかるリスクの多い夏でした。収穫期のぶどう選別が重要な年でした。シャトーパルメのホームページには「早めに楽しめる魅力あふれるヴィンテージ。」と記してあります。

デザートワインはバストール・ラモンターニュです。ソーテルヌ プレニャク村にあり、ワインはセミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%から造られます。2001年はソーテルヌのワインにとってグレート・ヴィンテージです。

 


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