homeへ 憲章会員規約|歴史|役員
例会の予定過去の例会総会報告

 

今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはド・スーザで1986年にコート・デ・ブラン地区のアヴィーズ村(AVIZE)に設立されたレコルタン・マニピュラン(RM)で主としてブラン・ド・ブランのシャンパーニュを造っています。年間生産量は7万5千本と非常に少なく、今回はアヴィーズ村とオジェ村のシャルドネから造られたノン・ヴィンテージのブリュット レセルヴです。

次のアンリ・ジローはアイ村(Ay)に本拠地を構える日本ではあまり知られていないネゴシアン・マニピュラン(NM)ですがヨーロッパ王室などに愛用されています。今回はエスプリ・ド・ジローと呼ばれる同社のスタンダード・キュヴェでピノ・ノワール70%、シャルドネ30%から造られています。

白ワインも2種類です。

ひとつめはマコネ地区の村名ワイン マコン・ミリイ・ラマルティーヌ クロ・デュ・フールです。造り手はムルソーの有名な造り手であるコント・ラフォンが1999年のマコン設立したドメーヌでこの地区に10haの自社畑を所有しています。ヴィンテージは2000年です。

残りはムルソー村の村名ワイン レ・ティエです。造り手のパトリック・ジャヴィリエはムルソー村を本拠地とする評価の高い造り手で、ヴィンテージは1996年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ コート・ド・ニュイ地区ヴォーヌ・ロマネ村の村名ワインです。造り手は隣のフラジェ・エシェゾー村に醸造所を構えるエマニュエル・ルジェ(アンリ・ジャイエの甥でアンリ・ジャイエ引退後の畑を受け継ぐ)で大変評価の高い造り手です。ヴィンテージは2000年です。

今回のシャトーパルメは1967年です。1967年は8月まで良好な気象条件でしたが9月に雨が多くぶどうの成熟が困難な年でした。しかし、収穫時の厳密なぶどう選別によりエレガントなワインが造られました。シャトーのホームページには「今が飲み頃の魅力に満ちたすてきなヴィンテージ」(2000年8月のテイスティングコメント)記されています。完全に熟成したエレガントなパルメです。

最後のデザートワインはソーテルヌ地区のシャトー スデュイローです。このワインはセミヨン 90%、ソーヴィニヨン・ブラン 10%から造られ、年間生産本数は約10万本です。ヴィンテージは1995年です。


←過去の例会indexに戻る