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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で6種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初はG.H.マムです。ランス(REIMS)に本拠地を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)で年間生産量は約800万本と世界シェア3位のグランド・メソンです。今回はコルドン・ルージュと呼ばれる同社のスタンダード・シャンパーニュでピノ・ノワール45%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ25%から造られるノン・ヴィンテージ シャンパーニュです。

次はジャニソン・バラドンです。エペルネ(EPERNAY)に創設されたレコルタン・マニピュラン(RM)で9haの畑を所有し年間生産量は約5万5千本です。今回はデゴルジュマンの際にドサージュ(リキュール添加)を行わないノン・ドゼのノン・ヴィンテージ シャンパーニュで平均樹齢31年のピノ・ノワール50%、シャルドネ50%から造られています。

白ワインも2種類でともにブルゴーニュです。

ひとつめはマコネ地区の村名ワイン マコン・ピエールクロです。造り手はマコネ地区ヴェルジソン村に拠点を置くギュファン・エナンで、この地区の白ワイン評価を高めたドメーヌです。この造り手のネゴシアン部門がヴェルジェです。

ヴィンテージは2002年です。

次はコート・ド・ボーヌの特級ワイン コルトン・シャルルマーニュです。造り手はマリュウス・ドラルシュでペルナン・ヴェルジュレス村に醸造所を構え近年評価が高まっている造り手です。コルトン・シャルルマーニュには約1haの畑を所有しています。ヴィンテージは1998年です。

今回の赤ワインは2種類です。

ひとつめはブルゴーニュの赤ワインでコート・ド・ボーヌ地区ヴォルネイ村の1級ワイン クロ・ドーディニャックです。造り手はラ・プス・ドールでヴォルネイ村に醸造所を構える評価の高いドメーヌで、このワインは約1haのモノポール畑です。ヴィンテージはブルゴーニュ赤ワインのグレート・ヴィンテージの1999年です。

今回のシャトーパルメは1991年です。1991年は4月に大寒波に見舞われ収量が減少した年です。また、収穫期に雨が多く困難な年でしたがパルメはぶどうの選別を厳しく行い優良はワインを造っています。シャトーパルメのホームページをみると「気品があり円熟したワインは常に驚きをもたらす。」(2001年6月のテイスティングコメント)と記してあります。


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