ワインは全部で7種類です。
今回はヴァン・ムスーとシャンパーニュです。
最初のヴァン・ムスーの造り手はカトリーヌ&ドミニク・ドランでサン・トーバンを本拠地としています。ビオデナミで栽培されたアリゴテからは造られるヴァン・ムスーで1次発酵の残った糖分にて2次発酵を行う古い製法で造られます。このため、瓶の中に多くの澱が残っています(澱引きをしていない)。ワインの名前はシュ・ドランでノン・ドゼで造られヴィンテージは2002年?です。
次はシャンパーニュでピエール・ルブッフです。アイ村(Ay)に醸造所を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)で4.7haの畑を所有していますが内2.5haをヴーヴ・クリコなどに販売しています。今回はアイ村のぶどうのみから造ったブリュット・レセルブでピノ・ノワール50%、シャルドネ50%を使用しています。
白ワインも2種類です。
ひとつめはコート・シャロネーズ地区 ジヴリ村の1級ワイン プティ・マロールです。造り手はフランソワ・ルンプでこの村を代表する造り手です。ジヴリ村に醸造所を構え6.5haの畑(ピノ・ノワール5ha、シャルドネ1.5ha)を所有し年間3万5千本のワインを生産しています。ヴィンテージは2002年です。
次はムルソー村の1級ワイン レ・シャルムです。造り手のフランソワ・ミクルスキは1991年に設立された新しいドメーヌで1992年からワインを造りはじめた非常に評価の高い造り手です。ヴィンテージは2000年でブルゴーニュ白ワインのグレート・ヴィンテージです。
今回の赤ワインは3種類です。
ひとつめはブルゴーニュ コート・ド・ニュイ地区ニュイ・サン・ジョルジュ村の村名ワイン レ・ザロです。 造り手のルモルケはニュイ・サン・ジョルジュ村を本拠地とする評価の高いドメーヌです。ヴィンテージは1998年です。
次はシャトー クロ・デ・ジャコバンです。サンテミリオン特別級に格付けされるシャトーでメルロ70%、カベルネ・フラン30%からワインは造られます。今回もマグナムボトルでヴィンテージは1993年です。
今回のシャトーパルメは1993年です。1993年のボルドー赤ワインは収穫期に雨が多く、やや困難な年と言われています。シャトーパルメのホームページをみると「出来のいいヴィンテージ。最初は少し硬い感じだったタンニンがやっと柔らかくなり始めました。」(2000年3月のテイスティングコメント)と記してあります。 |