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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のヴォアラン・ジュメールはコート・デ・ブラン地区のクラマン村(CRAMANT)に本拠地を置くレコルタン・マニピュラン(RM)です。このRMはクラマン村とオジェ村に合わせて4haの畑を所有していますが、今回はクラマン村(格付け100%)のシャルドネのみで造ったブラン・ド・ブランのノン・ヴィンテージ シャンパーニュです。

次はゴッセです。ピノ・ノワールの産地として有名なアイ村(AY)に設立されたネゴシアン・マニピュラン(NM)で年間生産量は約50万本です。今回は同社のスタンダード シャンパーニュのブリュット エクセレンスです。

白ワインも2種類です。

ひとつめはマコネ地区の村名ワイン マコン・ミリイ・ラマルティーヌ クロ・デュ・フールです。造り手はムルソーの有名な造り手コント・ラフォンが1999年マコンに設立したドメーヌで、この地区に10haの畑を所有しています。ヴィンテージは2001年です。

次はシャサーニュ・モンラッシェ村の村名ワインです。造り手のミシェル・ニーロンはシャサーニュ・モンラッシェ村に醸造所を構える代表的なドメーヌで大変評価の高い造り手です。ヴィンテージは2002年です。

今回の赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ コート・ド・ニュイ地区ニュイ・サン・ジョルジュ村の村名ワインです。 造り手のロベール・アルヌーはヴォーヌ・ロマネ村を本拠地とする評価の高い造り手です。ヴィンテージは1985年でブルゴーニュ赤ワインのグレート・ヴィンテージです。

今回のシャトーパルメは1982年です。1982年はボルドー赤ワインにとって偉大な年で、過去50年でも上位に評価される年です。マルゴー地区は夏の旱魃の影響を受けましたがパルメは良好なワインを造っています。シャトーのホームページには「フレッシュ感のある今美味なワイン」(2000年4月のテイスティングコメント)と記してあります。現在、熟成のピークに近いパルメと思われます。

最後のデザートワインはソーテルヌ地区のシャトー ギローです。このワインはセミヨン 70%、ソーヴィニヨン・ブラン 30%から造られ、年間生産量は約10万本です。1990年はソーテルヌの貴腐ワインにとって1988年から続く3連続のグレート・ヴィンテージ最後の年です。


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