homeへ 憲章会員規約|歴史|役員
例会の予定過去の例会総会報告

 

今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で6種類です。

最初はヴァン・ムスーとシャンパーニュが各々1種類です。

はじめはクレマン・ド・ブルゴーニュです。造り手は日本人の仲田晃司さんで2000年からブルゴーニュ ニュイ・サン・ジョルジュ村でネゴシアンとして活動(現在はジュヴレ・シャンベルタン村に本拠地を移す)しています。今回のクレマンはコート・ド・ボーヌとオート・コート・ド・ボーヌ産のシャルドネからシャンパーニュ方式で造られ、9ケ月以上の瓶熟成を経て出荷されます。ワインはノン・ヴィンテージと表記されていますが2003年?。

次はアンドレ・ボーフォールです。モンターニュ・ド・ランス地区 アンボネ村(AMBONNAY)を本拠地とするレコルタン・マニピュラン(RM)でピノ・ノワールを中心としたシャンパーニュを造っています。年間生産量は約2万本と非常に少ない造り手です。

白ワインはブルゴーニュが2種類です。

最初はシャブリの特級ワイン レ・クロです。造り手はパンソンでこの地区に12haの畑(レ・クロに2.6ha)を所有しています。なお、レ・クロはシャブリ特級のうちで最も評価の高い畑で、ヴィンテージは2001年です。

次はコート・ド・ボーヌ地区ムルソー村の1級ワイン シャルムです。造り手はムルソー村を本拠地とするイヴ・ボワイエ・マルトノで近年高い評価を受けています。ヴィンテージはシャブリと同じ2001年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ地区の1級ワイン ボーヌ トゥーロンです。 造り手のアルベール・モロはボーヌに本拠地を構える評価の高い造り手で約7haの1級畑を所有しています。トゥーロンには約1haの畑を所有し1963年に植えた樹からワインを造っています。ヴィンテージは1996年でブルゴーニュ赤ワインのグレート・ヴィンテージです。

今回のシャトーパルメは1991年です。1991年は4月に大寒波に見舞われ収量が減少した年です。また、収穫期に雨が多く困難な年でしたがパルメはぶどうの選別を厳しく行い優良なワインを造っています。シャトーパルメのホームページをみると「気品があり円熟したワインは常に驚きをもたらす。」(2001年6月のテイスティングコメント)と記してあります。


←過去の例会indexに戻る