homeへ 憲章会員規約|歴史|役員
例会の予定過去の例会総会報告

 

今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で8種類です。

シャンパーニュは3種類です。

ウェルカム・シャンパーニュはピエール・ジモネです。コート・デ・ブラン地区のキュイ村(CUIS)に醸造所を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)でブラン・ド・ブランのシャンパーニュを造っています。今回はキュイ村(格付け95%)のシャルドネから造られたノン・ヴィンテージ シャンパーニュです。

次のピエール・モンキュイはコート・デ・ブラン地区ル・メニル・シュール・オジェ村(LES MESNIL SUR OGER)に醸造所を構えブラン・ド・ブランのシャンパーニュを造っています。今回はユーグ・ドゥ・クルメと呼ばれるノン・ヴィンテージ シャンパーニュです。

最後はボランジェです。ピノ・ノワールの名醸地 アイ村を本拠地とする最も評価の高いメゾン(年間生産量200万本)で、黒ぶどうの割合の高いシャンパーニュを造っています。今回は同社のスタンダード・シャンパーニュのスペシャル・キュヴェでピノ・ノワールが約6割を占め3年以上の瓶熟後に出荷されます。

白ワインは2種類です。

ひとつめはアリゴテ種から造られたACブルゴーニュの白ワインです。造り手はムルソー村に醸造所を構えるコシュ・デュリで白ワイン造りの名手として高い評価を受けています。ヴィンテージは2001年です。

次はムルソー村の1級ワイン ペリエールです。造り手はムルソー村を本拠地とするイヴ・ボワイエ・マルトノで近年高い評価を受けています。ペリエールの畑はムルソー村の1級ワインうちで最も高い評価を受ける畑でヴィンテージは1996年です。

赤ワインは3種類です。

最初はブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ地区 ムルソー村の村名ワイン レ・デュロです。造り手はムルソー村を本拠地とするピエール・モレで、現在ルフレーヴの醸造長も兼ねる評価の高い造り手です。ヴィンテージは1997年です。

次はシャトー パヴィ・デュセスです。ボルドー右岸サンテミリオン地区のワインでメルロを多く使用して造っています(現在メルロが90%、以前は60%)。ヴィンテージは1987年でマグナムボトルです。

今回のシャトーパルメは1987年です。1987年は収穫期の雨によりボルドーの赤ワインとして非常に難しいヴィンテージでした。しかし、パルメの出来は非常に良く、シャトーパルメのホームページをみると「難しいヴィンテージであったにも拘わらず、うまく成功できたワイン」(2003年8月のテイスティングコメント)と記してあります。

←過去の例会indexに戻る