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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で8種類です。

シャンパーニュは3種類です。

最初のウェルカム・シャンパーニュはモエ・エ・シャンドンのブリュット・アンペリアルのジェロボアムです。ご存知のようにモエ・エ・シャンドンはシャンパーニュで最も生産量が多い(3000万本)グランド・メゾンです。

次はジャック・セロスです。シャルドネの産地コート・デ・ブラン地区のアヴィーズ村(AVIZE)を本拠地として、主としてブラン・ド・ブランのシャンパーニュを造っています。今回は非常に生産量が少ない(350ケース)ノン・ヴィンテージのロゼ・シャンパーニュで、エグリ・ウーリエから調達したピノ・ノワール(7%)を使用して造られています。

最後はアンボネ村(AMBONNAY)に醸造所を構えるエグリ・ウーリエです。評価の高いレコルタン・マニピュランで黒ぶどうの割合が高いシャンパーニュを造っています。今回は70ヶ月寝かせて出荷するエクストラ ブリュットです。

白ワインは2種類です。

 最初はボルドー ぺサック・レオニャン地区のシャトー・ド・フューザルです。このシャトーは赤ワインのみの格付けですがセミヨン 50%、ソーヴィニョン・ブラン 50%から造られる白ワインも高い評価を受けています。ヴィンテージは1994年でボルドー辛口白ワインの評価が高い年です。

次はブルゴーニュ ピュリニー・モンラッシェ村の1級ワイン レ・ルフェールです。造り手はこの村に本拠地を置くエティエンヌ・ソゼで、白ワインの造り手として非常に高い評価を受けています。ヴィンテージは2000年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地区 サヴィニ・レ・ボーヌ村の村名ワイン レ・プランショです。このワインは畑の持ち主のジャン・クロテ(ミシュラン2つ星レストラン オステルリード・ルベルノアのオーナー)がエマニュエル・ルジェ(アンリ・ジャイエの甥)に造ってもらっているワインです。今回は1996年のマグナムボトルです。

今回のシャトー・パルメは1978年です。1978年は8月上旬までぶどうの生育が不順でしたが8月中旬から天候が回復しミラクルイヤーと呼ばれた年です。シャトー・パルメのホームページをみると「熟成は非常に遅れたが、完全な熟成に達すると大成功となるヴィンテージ。」(2001年6月のテイスティングコメント)と記してあります。

デザートワインはソーテルヌ地区バルザック村のシャトー・クリマンです。このシャトーはシャトー・リューセックと共にイケムに次ぐ高い評価を受けています。1986年はソーテルヌの貴腐ワインにとってグレート・ヴィンテージです。

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