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今回のワインの解説 

 

ワインは全部で8種類です。

今回はヴァン・ムスー 1種類、シャンパーニュ 1種類です。

最初のヴァン・ムスーはアルザス地方の発泡酒 クレマン・ダルザスです。このワインはアルザス地方の有名な造り手マルセル・ダイスが造ったクレマン(瓶内圧が3.5気圧程度)でぶどうの品種はピノ・ブランです。

次のデュヴァル・ルロワはコート・デ・ブラン地区の南端 ヴェルテュ村(VERTUS)を本拠地とする造り手です。今回はロゼ・ド・セニエと呼ばれるヴェルテュ村のピノ・ノワール100%から造られたロゼ・シャンパーニュです。一般にロゼ・シャンパーニュはアサンブラージュ(後で赤ワインを加える)で造りますが、このワインはセニエ方式で造っています。

白ワインは2種類です。

最初の白ワインはコート・デュ・ローヌ地区南部で造られるシャトーヌッフ・デュ・パプです。造り手はこの地区で最も評価の高いシャトー・ド・ボーカステルで、このワインはルーサンヌを主体(80%)としてグルナッシュ・ブラン(15%)などを混醸して造られています。ヴィンテージは1999年です。

次はボルドー ぺサック・レオニャン地区のシャトー スミス・オー・ラフィットです。このシャトーは赤ワインのみしか格付けされていませんがソーヴィニョン・ブランから造られる白ワインも高い評価を受けています。ヴィンテージは1993年です。

赤ワインは3種類です。

最初はブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ地区サヴィニー・レ・ボーヌ村の1級ワイン オー・ヴェルジュレスです。造り手はこの村に本拠地置くシモン・ビーズで評価の高い造り手です。ヴィンテージは1993年です。

次はボルドー ぺサック・レオニャン地区の1級ワイン シャトー オー・ブリオンのセカンドワイン バアン・オー・ブリオンです。このワインはボルドーで最上のセカンドワインのひとつでヴィンテージは1998年です。

今回のシャトーパルメは1992年です。1992年のボルドー赤ワインは収穫期に雨が多く、太陽と寒さが交互に入れ替わったため、ぶどうの実が完熟するのが困難な年でした。シャトーパルメのホームページをみると「今既に魅力あふれる美しいワイン。」(2000年3月のテイスティングコメント)と記してあります。

最後のデザートワインはソーテルヌ地区バルザック村のシャトー クーテです。セミヨンを主体としたワインで1985年は貴腐が少なくやや複雑さには欠けますがエレガントワインです。

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