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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のイヴ・ルーファンはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のアヴェネイ村(AVENAY)に本拠地を置く造り手でビオロジックにて栽培を行っており、非常に生産量が少ないシャンパーニュです。今回はシャルドネ 80%、ピノ・ノワール 20%から造られるノン・ヴィンテージのエクストラ・ブリュットです。

次はポール・バラです。モンターニュ・ド・ランス地区のブージィ村(BOUZY)に本拠地を構える造り手で、黒ぶどうを主体とするシャンパーニュを造っています。今回は同社のスタンダード・シャンパーニュのブリュット レゼルヴです。

白ワインも2種類です。

最初はシャブリの1級ワイン モンテ・ド・トネールです。造り手のラヴノーはシャブリで最も高い評価を受けるドメーヌで、新樽をまったく使用せず古樽にて熟成を行なっている代表的な造り手です。ヴィンテージは1997年です。

次はシャサーニュ・モンラッシェ村の1級ワイン クロ・ド・ラ・マルトロワです。造り手のミシェル・ニーロンはシャサーニュ・モンラッシェ村を本拠地とする大変評価の高い造り手です。ヴィンテージは1999年です。

赤ワインは3種類です。

ひとつめはブルゴーニュのコート・ド・ニュイ地区 ヴォーネ・ロマネ村の1級ワイン レ・スショです。造り手はヴォーネ・ロマネ村を本拠地とするジャック・カシューで評価の高い造り手です。レ・スショは特級ワインのロマネ サン・ヴィヴァン、リシュブールとエシェゾーに挟まれる評価の高い1級畑です。1995年はブルゴーニュの赤ワインにとって非常に出来が良い年(グレート・ヴィンテージ)です。

次はボルドー ペサック・レオニャン地区のドメーヌ・ド・シュヴァリエです。このシャトーは白ワインの方が有名ですが赤ワインも優良なワインです。ヴィンテージは1999年で、このワインはタイユヴァン・セレクションのボトルです。

今回のシャトーパルメは1993年です。1993年のボルドー赤ワインは収穫期に雨が多く、やや困難な年と言われています。シャトーパルメのホームページをみると「出来のいいヴィンテージ。最初は少し硬い感じだったタンニンがやっと柔らかくなり始めました。」(2000年3月のテイスティングコメント)と記してあります。現在、飲み頃を迎え、食事と一緒に楽しむには最適なパルメと思われます。


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