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今回のワインの解説 

 

ワインは全部で8種類です。

最初はアペリティフのペティアンです。ワインの名前はポエでブルゴーニュ サン・ロマンの畑のシャルドネから造られたペティアン(微発泡ワイン;約2気圧)です。造り手はビオディナミの造り手として有名なシャソルネイです。このワインの生産本数は2000本と非常に少なく、大変貴重なワインです。

シャンパーニュは2種類です。

最初のギィ・ミシェルはエペルネ近郊のピイエリー村(PIERRY)を本拠地とする造り手(RM)で、古いシャンパーニュを多くストックしています。今回はブラン・ド・ブランでヴィンテージは1990年(グレート・ヴィンテージ)です。

次はイヴ・ルーファンです。ヴァレ・ド・ラ・マルヌのアヴェネイ村(AVENAY)に本拠地を置く造り手(RM)で生産量が少ないシャンパーニュです。今回はピノ・ノワール 60%、シャルドネ 40%からなるノン・ヴィンテージのブリュットです。

白ワインも2種類です。

ひとつめはマコネ地区のプイィ・ヴァンゼル村(有名なプイィ・フュイセの東に位置する)のワインで区画の名前はレ・クアールです。造り手のラ・スフランディエール(ブレット・ブラザース)は祖父のドメ−ヌを2000年から引き継ぎ高評価を受けています。ヴィンテージは2002年です。

残りはムルソー村の村名ワインのレ・ティエです。造り手のパトリック・ジャヴィリエはムルソー村を本拠地として高い評価を得ています。今回はマグナムボトルでヴィンテージの1992年は白ワインの評価が非常に高い年です。

赤ワインは3種類です。

最初はブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ地区のブラニー村の1級ワインで畑はスー・ル・ド・ダーヌです。造り手はピュリニー・モンラッシェ村を本拠地とする白ワインで有名なルフレーヴです。1999年はブルゴーニュの赤ワインにとってグレート・ヴィンテージです。

2本目はボルドー ポイヤック村の1級ワイン シャトー・ラトゥールのセカンドワイン レ・フォール・ド・ラトゥールです。1971年はメドックとしてはやや困難なヴィンテージですがシャトー・ラトゥールは非常に出来が良い年です。30年以上前の貴重なマグナムサイズのワインです。

今回のシャトーパルメは1985年です。1985年はボルドーの赤ワインとしては非常に出来が良い年です。シャトーパルメのホームページをみると「現在既に繊細で香気に満ちた注目すべきワインで、更にこれからも向上する可能性をもつ。」(2000年5月のテイスティングコメント)と記してあります。ちょうど熟成のピークに近く飲み頃と思われます。

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