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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはルグラです。コート・デ・ブラン地区シュイィ村(CHOUILLY)に醸造所を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)でブラン・ド・ブランのシャンパーニュのみを造っています。年間約20万本を生産しており、今回は樹齢40年から60年のぶどう(シャルドネ)から造られたプレジデンスと呼ばれる2007年のヴィンテージ・シャンパーニュです。

次のジャクソンはヴァル・ド・ラ・マルヌのディジー村(DIZY)に醸造所構えるネゴシアン・マニュピュラン(NM)です。今回のキュヴェ737は2009年のブドウを主体としたシャンパーニュです。この年のセパージュはシャルドネ43%、ピノ・ノワール27%、ピノムニエ30%で、リザーブワインを30%も使用しています。

白ワインも2種類です。

ひとつめは貴重なパルメの白ワインで、このワインの初ヴィンテージは2007年です。今回は2010年でブドウ品種はミュスカデル、ソーヴィニヨン・グリ、ローゼ(LAUZET)です(2007年はメルロ・ブランを使用していましたが、2008年以降は使用していません)。ローゼはACボルドーでは認められていないブドウ品種のため、ワインのAOCはボルドーでなくヴァン・ド・フランスとなっています。(シャトーパルメご提供)

次はブルゴーニュ サン・トーバン村の1級ワイン ミュルジュ・デ・ダン・ド・シャンです。造り手はユベール・ラミーでサン・トーバン村に醸造所を構え、16.5haの畑を所有しています。生産されるワインの3分の2が白ワインで、今回のレ・シャンはモンラッシェの丘の西側に広がる評価の高い1級畑で全体は16.08haで、このうち0.25haを所有しています。今回のヴィンテージは2009年です。(パルメの会ストック

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ コート・ド・ニュイ地区ヴォーヌ・ロマネ村の1級ワイン オー・マルコンソール1999年です。造り手のアラン・ユドロ・ノエラはシャンボール・ミュジニー村(以前はヴージョ村)に醸造所を構える優良な造り手で、1999年はブルゴーニュの赤ワインにとってグレート・ヴィンテージです。なお、 オー・マルコンソールはラ・ターシュに接する評価の高い1級畑です。

今回のシャトーパルメは1986年です。1986年は「収穫をとても遅らせたことが成功のカギとなったヴィンテージ」と記してあります。セパージュはメルロ48%、カベルネ・ソーヴィニョン41%、プティ・ヴェルド7%、カベルネ・フラン4%です。

最後のデザートワインはソーテルヌ地区のシャトー ド・マルで、27haの畑から年間5万本のワインが造られています。2001年はセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン28%、ミュスカデル2%から造られ、甘口白ワインのグレート・ヴィンテージです。

 


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