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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初はジモネ・ゴネです。コート・デ・ブラン地区ル・メニル・シュール・オジェ村(LES MESNILl SUR OGER)を本拠地とする1986年設立のレコルタン・マニピュラン(RM)で13.5haの自社畑を所有しています。今回のキュヴェ・オールはコート・デ・ブランの特級畑のシャルドネのみで造くられ、リザーブ・ワインを45〜30%使用しドサージュ6gのブラン・ド・ブランです。

次のシャンパーニュは英国のBB&Rがマイィの協同組合に依頼して造ったプレステージ・キュヴェのシャンパーニュです。マイィのグラン・クリュ畑の中でもとくに厳選した区画のブドウを使用して造られ、ヴィンテージは2006年でセパージュはピノ・ノワール 60%、シャルドネ 40%です。

白ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ サン・トーバン村の1級ワイン アン・ルミリィです。造り手はユベール・ラミーでサン・トーバン村に醸造所を構え16.5haの畑を所有しています。生産されるワインの3分の2が白ワインで、今回のアン・ルミリィはモンラッシェの丘の西側に広がる1級畑でヴィンテージは2009年です。(パルメの会ストック

次はミクロネゴシアンのバンジャマン・ルルーが造るシャサーニュ・モンラシェ村の1級ワイン アベイ・ド・モルジョです。バンジャマン・ルルーはコント・アルマンの醸造責任者(現在は退職)であった2007年よりネゴシアン業を始めています。購入したブドウから造られるワインは赤・白とも高い評価を受けており、今回のヴィンテージは2010年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはアルタ・エゴ・ド・パルメの2005年です。2005年メドック地方は春から乾燥した気候が続き、その後の理想的な秋の気候が偉大なワインを造ったと言われています。この年のアルタ・エゴのセパージュはメルロ 67%、カベルネ・ソーヴィニヨン 43%です(シャトーパルメご提供)

今回のシャトーパルメは1988年です。1988年はボルドーの赤ワインとしてはタンニンが多く、熟成に時間が必要ですが出来は非常に良い年です。この年のセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン 51%、メルロ 39%、カベルネ・フラン 8%、プティ・ヴェルド 2%でカベルネ・ソーヴィニヨン優位です。収穫から30年以上を経過していますがシャトーのホームページの飲み頃は2025年までとなっています。

最後のデザートワインはソーテルヌ地区バルザック村のシャトー ドワジ・デーヌです。このワインはセミヨン 80%、ソーヴィニヨン・ブラン 20%から造られ、年間生産本数は約4万本です。今回のヴィンテージは1998年で良好な年です。

 


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