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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類でともにマルゲです。マルゲはアンボネ(AMBONNEY)村に醸造所を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)で13.6haの自社畑を所有しています。2006年よりエルヴェ・ジェスタンのコンサルタントを受け造りが変化しています。

最初のロゼはグランクリュ畑(アンボネ、ブジィ、メニル、クラマン)のブドウ(シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%)を使用し、極少量のセニエのロゼと赤ワイン(10%)のアッサンブラージュを併用して造っています。

次のトラディションはリリー・ラ・モンターニュ、クミエール、マレイユ・シュル・アイ村のプルミエ・クリュ50%とエペルネのセカンド・クリュ50%から造られるブラン・ド・ノワールで、セパージュはピノ・ノワール70%、ピノ・ムニエ30%です。

白ワインも2種類です。

ひとつめはシャブリ1級ワインのモン・ド・ミリュです。造り手はルイ・パンソンで12haの自社畑を持ち、モン・ド・ミリュには4.76ha(全体で34ha)を所有しています。今回のヴィンテージは2010年です。

次はコート・ド・ボーヌ ムルソー村の1級ワイン ムルソー・ジュヌヴリエールです。造り手はムルソー村に醸造所を構えるフランソワ・ミクルスキで評価の高い造り手です。ジュヌヴリエールには0.52ha(全体で16.48ha)を所有しおり、ヴィンテージは2005年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはアルタ・エゴ・ド・パルメの2005年です。2005年は2003年の様な猛暑はみられませんでしたが、並外れたヴィンテージを生む記録的に乾燥した年です。この年のアルタ・エゴ・ド・パルメのセパージュはメルロ57%、カベルネ・ソーヴィニヨン43%です(シャトーパルメご提供)

今回のシャトーパルメは1993年です。1993年のボルドー赤ワインは収穫期に雨が多く、やや困難な年と言われています。シャトーパルメのホームページをみると「出来のいいヴィンテージ。最初は少し硬い感じだったタンニンがやっと柔らかくなり始めました。」(2000年3月のテイスティングコメント)と記してあります。

最後のデザートワインはグザヴィエ・コペル氏が1996年ボルドーに設立したマイクロ・ネゴシアンのプリモ・パラテゥームです。ソーテルヌ地区の樹齢50年以上の古木から低収量で造られ、生産本数は600本です。ヴィンテージはソーテルヌのグレート・ヴィンテージの2001年です。

 


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