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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。 

シャンパーニュは2種類です。

最初はジャック・ラセーニュです。エペルネから南に80km離れたトロワイエ近くのモングー村(MONTGUEUX)のネゴシアン・マニピュラン(NM)ですが、約80%は自社畑のぶどうを使用しています。この村はコード・デ・ブラン地区と同じく白亜質土壌でシャルドネが栽培されおり、同社は主としてブラン・ド・ブランのシャンパーニュを造っています。今回はレ・ヴィーニュ・ド・モングーと名付けられたブラン・ド・ブランのノン・ヴィンテージのシャンパーニュです。

次はナタリー・ファルメで、2000年に家業を継いでワイン造りを始めた新しいレコルタン・マニュピラン(RM)です。コート・デ・バールのルーブル・レ・ヴィーニュ村(ROUVRES−les−VIGNES)に醸造所を構え2009年に最初のシャンパーニュをリリースしています。今回のブリュット・ナチュールは単一区画(ル・ヴァル・コルネ)のピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワールです。

白ワインも2種類です。

最初の白ワインはブルゴーニュの造り手ユベール・ラミーです。この造り手はサン・トーバン村に醸造所を構え、16.5haの畑を所有し、3分の2が白ワインです。今回はサン・トーバンの1級ワイン ミュルジェ・デ・ダン・ド・シェンと呼ばれるワインで、この区画に0.25haを所有し、ブドウは1985に植えられています。この区画はアン・ミリーの隣でピュリニー・モンラシェの1級シャン・ガンの畑に接しています。今回のヴィテージは2009年です。

次はムルソーの村名ワインで、造り手はこの村の代表的な造り手コント・ラフォンです。コント・ラフォンはブルゴーニュ白ワインの造り手全体でもトップ3に入る白ワインの名手です。今回のヴィンテージは2007年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ コート・ド・ニュイ地区シャンボール・ミュジニー村の村名ワインです。造り手はこの村を代表する造り手ジョルジュ・ルーミエで赤ワイン造りの名手と評価されています。今回のヴィンテージは2008年です。

今回のシャトーパルメは2001年です。7月は雨が多く涼しい気候でしたが8月は適度に暑くぶどうの出来は非常に良好でした。パルメのホームページには「テロワールの特徴をとても良くあらわしたパルメで熟成期間中や瓶詰め後にさらに豊かになった。」と記してあります。飲み頃が2011年から2026年というクラシックなスタイルのパルメです。(シャトーパルメご提供)

最後のデザートワインはグザヴィエ・コペル氏が1996年ボルドーに設立したネゴシアンのプリモ・パラテゥームです。ソーテルヌ地区の樹齢50年以上の古木から低収量で造られ、生産本数は600本です。ヴィンテージはソーテルヌのグレート・ヴィンテージの2003年です。

 


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