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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初はユリス・コランです。2003年にオリヴィエ・コランによりコート・デ・セザンヌ地区コンジィ村(CONGY)にレコルタン・マニピュラン(RM)として設立され2004年が最初のヴィンテージ(生産量5400本)です。このシャンパーニュはレ・ペリエール(Les Perrieres)といわれるリューディ(小区画)に植わる平均樹齢30年のシャルドネから造られ、ヴィンテージは名乗っていませんが2006年のぶどうのみで造られています。

次はクレモン・ペルスヴァルです。ジャック・セロスでの研修を終えた2010年に父親から4haの畑を引き継ぎモンターニュ・ド・ランス地区シャムリ村(CHAMERY)に設立された新しいレコルタン・マニュピラン(RM)です。今回はスタンダード・シャンパーニュのトラディションでセパージュはピノ・ムニエ50%、ピノ・ノワール20%、シャルドネ30%です。

白ワインも2種類です。

最初の白ワインはシャサーニュ・モンラッシェ村の1級ワイン レ・ショーメです。造り手のミシェル・ニーロンはシャサーニュ・モンラッシェ村を本拠地とする最も評価の高い造り手です。このワインはレ・ショーメの中のクロ・ド・ラ・トリフュエールと呼ばれる区画の樹齢80年の古樹から造られています。ヴィンテージは2004年です。

次はピュリニー・モンラッシェ村の1級ワイン ラ・ガレンヌです。造り手はピュリニー・モンラッシェ村に本拠地を置くエティエンヌ・ソゼで白ワインの造り手として最も高い評価を受けています。ヴィンテージは2001年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはアルタ・エゴ・ド・パルメの2005年です。2005年メドック地方は春から乾燥した気候が続き、その後の理想的な秋の気候が偉大なワインを造ったと言われています。この年のアルタ・エゴのセパージュはメルロ67%、カベルネ・ソーヴィニヨン43%です(シャトーパルメご提供)

今回のシャトーパルメは2002年です。2002年の前半は雨の多い年でしたが8月中旬から天候が回復。9月20日にメドック地方は大雨に見舞われましたがパルメは5mmの雨量だけでした。収穫時にはまったく雨が降らず大変良好なぶどうが収穫されました。この年のセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロ40%、プティ・ヴェルド8%です(シャトーパルメご提供)

最後のデザートワインはソーテルヌ地区のシャトー ド・マルで、27haの畑から年間5万本のワインが造られています。2001年はセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン28%、ミュスカデル2%から造られ、甘口白ワインのグレート・ヴィンテージです。

 


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