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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で8種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のドゥラモットはコート・デ・ブラン地区ル・メニル・シュール・オジェ(LES MESNIL SUR OGER)村に本拠地を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)です。現在、ローラン・ペリエ グループに属し年間生産量は60万本でシャルドネ主体のシャンパーニュを造っています。今回はシャルドネのみで造られたブラン・ド・ブランでヴィンテージは1995年です。

次のボランジェはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区アイ村(AY)を本拠地とする最も評価の高いネゴシアン・マニピュラン(NM)で黒ぶどうの割合の高いシャンパーニュを造っています。ネゴシアン・マニピュランですが約70%と高い自社畑比率で、年間生産量は220万本です。今回はR.D.と呼ばれるヴィンテージ・シャンパーニュで10年以上の瓶熟成を経てデゴルジュマンを行い、出荷したことを示しています。今回は1995年のマグナムボトルです。

白ワインも2種類です。

最初はシャトー パルメが新たに造り始めた白ワインです。このワインはヴァン・ド・シャトー パルメと呼ばれ、2000年代になって新たにぶどうを植えて造られるようになったワインです。ぶどうの品種はミュスカデル 65%、ソーヴィニヨン・グリ 25%で、残りはメルロ・ブランとロゼです。生産量は800本で最初のヴィンテージがこの2007年です。今回シャトーから特別にパルメの会のためにご提供いただき、初めて日本で紹介されました。(シャトー パルメご提供)

次もACボルドーの白ワイン パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー マルゴーです。ご存知のようにシャトー マルゴーがソーヴィニヨン・ブラン 100%で造る辛口白ワインでヴィンテージは2004年です。

今回の赤ワインは全てシャトー パルメでヴィンテージの最後の数字がの年です。

1998年:「長期熟成の偉大なヴィンテージ。熟成に或る期間を要す。」(シャトー パルメご提供)

1988年:「この素晴らしいヴィンテージは飲み頃に達するまで長い年月がかかり、今その真価を見せ始めた。これから満喫できるワイン。」(シャトー パルメご提供)

1978年:「熟成は非常に遅れたが、完全な熟成に達すると大成功となるヴィンテージ。」

デザートワインはソーテルヌ地区プレニャック(PREIGNAC)村のシャトー スデュイローです。このシャトーはイケムに隣接する92haの畑(セミヨン 90%、ソーヴィニヨン・ブラン 10%)から評価の高いワインを造っています。1988年はソーテルヌにとってグレート・ヴィンテージです。

 


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