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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で9種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初はジャック・セロスです。コート・デ・ブラン地区アヴィズ村(AVIZE)を本拠地として、主としてブラン・ド・ブランのシャンパーニュを造るレコルタン・マニピュラン(RM)です。今回はスタンダード・シャンパーニュのブリュット(現在のイニシャル)でアヴィズ、クラマン、オジェ村の平均樹齢40年のシャルドネから造られています(年間生産量1万5千本)。

次はモンターニュ・ド・ランス地区アンボネ村(AMBONNAY)に醸造所を構えるエグリ・ウーリエです。現在、最も評価の高いレコルタン・マニピュラン(RM)で黒ぶどうの割合が多いシャンパーニュを造っています。今回は1996年のヴィンテージ シャンパーニュでピノ・ノワール 65%、シャルドネ 35%の割合で造られています。

白ワインも2種類です。

最初はぺサック・レオニャン地区のシャトー・ド・フューザルです。このシャトーは赤ワインのみの格付けですがセミヨン 50%、ソーヴィニョン・ブラン 50%から造られる白ワインも高い評価を受けています。ヴィンテージはパルメの会発足の年 1994年でボルドー辛口白ワインの評価が高い年です。

次もぺサック・レオニャン地区のドメーヌ ド・シュバリエです。赤・白ワインとも格付けされていますが白ワインの生産量は非常に少なく(1万本)、赤ワインより高く評価されています。セミヨン 70%、ソーヴィニョン・ブラン 30%から造られるこの白ワインは非常に長命で、1994年は現在やっと飲み頃を迎えています。

今回の赤ワインは全てシャトー・パルメでヴィンテージの最後の数字がの年です。

2001年:
「テロワールの特徴をとても良くあらわしたパルメで熟成期間中や瓶詰め後にさらに豊かになった」クラツックなスタイルのパルメ。(シャトー・パルメご提供)

1991年:
「気品があり円熟したワインは常に驚きをもたらす」。

1981年:
「完全に成熟したクラシックなパルメ」。(シャトー・パルメご提供)

1971年:
「パルメのスタイルが良く立証されている熟成に達したワイン」で完全に熟成したエレガントなパルメ。

デザートワインはソーテルヌ地区バルザック村のシャトー・クリマンです。このシャトーはシャトー・リューセックと共にイケムに次ぐ高い評価を受けています。29haの畑にはセミヨンが100%植えられ、年間約3000ケースの貴腐ワインが生産されています。なお、1988年はソーテルヌにとってグレート・ヴィンテージです。


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