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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で6種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のピエール・ペテルスはコート・デ・ブラン地区ル・メニル・シュール・オジェ村(LES MESNIL SUR OGER)村に本拠地を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)で17.5haの自社畑を所有しています。近年、このRMは非常に注目されており樽は一切使わずにステンレスタンクで発酵・熟成を行い、主としてル・メニル・シュール・オジェ村のシャルドネを使用してブラン・ド・ブランのシャンパーニュを造っています。今回はキュベ・ド・レゼルブと呼ばれる同社のスタンダード・シャンパーニュです。

次はモンターニュ・ド・ランス地区アンボネ村(AMBONNAY)に醸造所を構えるエグリ・ウーリエです。現在、最も評価の高いレコルタン・マニピュラン(RM))で黒ぶどうの割合が高いシャンパーニュを造っています。今回はVieillissement Prolonge(V.P.)と呼ばれる70ヶ月の長期熟成後にリリースされたシャンパーニュでピノ・ノワール60%、シャルドネ40%から造られています。

白ワインも2種類です。

最初はシャブリの1級ワイン ビュトーです。造り手のラヴノーはシャブリで最も評価の高いドメーヌで、現在も古樽にて熟成を行っている代表的な造り手です。シャブリに7.5ha(全て特級と一級畑)の自社畑を持ち、ビュトーには1.5ha を所有しています。ヴィンテージは 2001年です。

次はムルソー村の村名ワインのレ・ティエです。造り手のパトリック・ジャヴィリエはムルソー村を本拠地とする評価の高い造り手で8.6haの自社畑を所有しています。ヴィンテージは2001年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュでコート・ド・ボーヌ地区ヴォルネイ村の1級ワイン アン・カイユレ クロ・デ・ソワサント・ウーヴレです。造り手はラ・プス・ドールでヴォルネイ村に醸造所を構える評価の高いドメーヌで14.18haの自社畑を所有しています。なお、このワインはモノポール畑で2.39haの広さを有しています。ヴィンテージは2000年です。

今回のシャトーパルメは1997年です。1997年は8月が暑くて湿気の多く、カビ類の病気にかかるリスクの多い夏でした。このため収穫期のぶどう選別が重要な年でした。シャトーパルメのホームページをみると「早めに楽しめる魅力あふれるヴィンテージ。」と記してあります。


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