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今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で6種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のポメリーはランス(REIMS)に本拠地を置くネゴシアン・マニピュラン(NM)で現在LVMHグループに属しています。今回は同社のスタンダード・シャンパーニュのブリュット・ロワイヤルで、3種類のぶどう(シャルドネ、ピノ・ムニエ、ピノ・ノワール)をほぼ1/3の割合で使用しています。

次はピエルソン・キュヴリエです。このレコルタン・マニピュラン(RM)はモンターニュ・ド・ランスのルーヴォワ(LOUVOIS)に醸造所を構え11haの畑を所有していますが、アイ、アンボネなど4.5haのみ自社瓶詰めしています。今回はキュヴェ・トラディションでピノ・ノワール85%、シャルドネ15%を使用し、2001年を50%、2000年と1999年合わせて50%をアッサンブラージュしています。

白ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ サン・トーバン村の1級ワイン アン・ルミリーです。造り手はサン・トーバン地区ガメイ村に本拠地をおくマルク・コランで評価の高い造り手です。アン・ルミリーはモンラッシェの丘の西側に広がる1級畑でマルク・コランは1.27haを所有しています。ヴィンテージは2002年です。

次はピュリニー・モンラッシェ村の1級ワイン シャン・ガンです。造り手はボーヌに本拠地を構えるルイ・ジャドで大変評価の高いネゴシアンですが自社畑も全部で49.08ha所有しています。シャン・ガンにも0.4haの畑を所有していますが今回はネゴシアンボトルでヴィンテージは1997年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュ コート・ド・ニュイ地区ジュヴレ・シャンンベルタン村の特級ワイン シャベル・シャンベルタンです。造り手はドルーアン・ラローズでジュヴレ・シャンンベルタン村に醸造所を構える評価の高いドメーヌで、15haの畑を所有していますが約半分は特級です。ヴィンテージはブルゴーニュ赤ワインのグレート・ヴィンテージの 1996年です。

今回のシャトーパルメは1987年です。1987年は収穫期の雨によりボルドーの赤ワインとしては非常に難しいヴィンテージでした。しかし、パルメの出来は非常に良く、シャトーパルメのホームページをみると「難しいヴィンテージであったにも拘わらず、うまく成功できたワイン」(2003年8月のテイスティングコメント)と記してあります。


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