homeへ 憲章会員規約|歴史|役員
例会の予定過去の例会総会報告

 

今回のワインの解説 

 

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初はアグラパールです。コート・デ・ブラン地区のアヴィーズ村(AVIZE)に本拠地を置くレコルタン・マニピュラン(RM)でシャルドネを使ったシャンパーニュが有名です。今回のシャンパーニュは蔵が所有する7つの畑のシャルドネを2000年産 1/3、2001年産 2/3でブレンドして造っています。

次はアンボネ村(AMBONNAY)に本拠地を構えるエグリ・ウーリエです。現在、最も評価の高いレコルタン・マニピュラン(RM)で黒ぶどうの割合が多いシャンパーニュを造っています。今回はデゴルジュマンの際にドサージュ(リキュール添加)を行わないノン・ドゼのノン・ヴィンテージ シャンパーニュです。

白ワインも2種類です。

ひとつめはボルドー ペサック・レオニャン地区のシャトー・カルボーニュです。このワインはソーヴィニョン・ブラン 60%、セミヨン40%から造られる辛口白ワインでヴィンテージの2001年は非常に出来が良い年です。

残りはコート・ド・ボ−ヌ地区のシャサーニュ・モンラッシェ村の1級ワイン レ・ヴェルジェです。造り手はこの村に本拠地を置くミシェル・コラン・ドレジェで非常に評価の高い造り手です。ヴィンテージは2001年です。

赤ワインも2種類です。

ひとつめはブルゴーニュの赤ワインでコート・ド・ニュイ地区ジュヴレ・シャンンベルタン村の特級ワイン シャペル・シャンベルタンです。造り手は同村に本拠地を置くドルーアン・ラローズで1995年は非常に評価の高い年です。

今回のシャトー・パルメは1988年です。1988年はボルドーの赤ワインとしてはタンニンが多く、熟成に時間が必要ですが出来は非常に良い年です。シャトー・パルメのホームページには「この素晴らしいヴィンテージは飲み頃に達するまで長い年月がかかり、今その真価を見せ始めました。これから満喫できるワインです。」(2000年10月のテイスティングコメント)と記してあります。テイスティングから5年が経過しており、ちょうど飲み頃の時期と思われます。

最後のデザートワインはソーテルヌの貴腐ワイン シャトー・リューセックです。現在、ラフィット・ロートシルトが経営しておりイケムに次ぐ評価を受けています。1988年はソーテルヌのワインにとってグレート・ヴィンテージです。

←過去の例会indexに戻る